『ジーン・ワルツ』海堂尊

帝華大学医学部の曾根崎助教は顕微鏡下体外受精のエキスパート。彼女は、大学での研究のほか、閉院間近のマリアクリニックで五人の妊婦を診ている。年齢も境遇も異なる女たちは、それぞれに深刻な事情を抱えていた――。

映画化で話題になっていて、さらに海堂さんの作品の割に上下巻に分かれていなかったので買ってみました。そりゃこの長さで上下巻はないわな。
海堂さんの作品は初めて読んだのですが、広島から東京に着くまでの時間で(半分以上は寝ていましたが)あっさり読み終えました。
なるほど、医療をあつかっているだけではなく、人間模様もなかなか面白く描かれていて、「え!?あ!?そうなのか!?」みたいな展開もあり、なかなか面白かったです。まさに医学エンターテインメント。
なぁんか、子どもを産むってすごい色々あるのね。みんな、すごい。そして曾根崎理恵は強い。

ジーン・ワルツ (新潮文庫)

ジーン・ワルツ (新潮文庫)