第三舞台「深呼吸する惑星」

第三舞台封印解除そして解散公演・・・行ってきました。紀伊國屋ホール


10年前の「ファントム・ペイン」からの久しぶりの第三舞台。初めて第三舞台を観たのは1990年の「ビー・ヒア・ナウ」でした。懐かしい・・・。
あの頃は、私にとって第三舞台は背伸びして観るお芝居であって、第三舞台から教えてもらうことも、受け取りきれないこともたくさんありました。10年たって、今観る第三舞台は、解散してしまうということもあるかもしれませんが、ストーリーの中の寂しさをリアルに感じ取れるようになっておりました。老けちゃったのか大人になったのか。

紀伊國屋ホールも1991年の「朝日のような夕日をつれて」を観た時に、初めて行ったんだと思います。確か。その時は「うわぁ・・・さすが紀伊國屋ホール!」と大きさと整い加減に感動しましたが、あれから・・・20年!?なんだか、とても古くて、小さくて、その箱の雰囲気にもう感動してしまいました。(電車の遅延で開演2分前に着席して、いっぱいいっぱいでしたが)

なんだか、色んなことに月日を感じながら観劇しましたが、前から2列目という超良席で、相変わらず美しい長野さんとか、相変わらず痛々しい筒井さんとか、すっかりメディアの人になってしまった筧さんとか、安心して観られる大高さんとか小須田さんとか、変わらない山下さんとかを堪能しました。京さんも観たかった・・・。(勝村さんも)(池田成志と伊藤さんには興奮しました)

公演後にロビーに鴻上さんがいたのですが、勇気がなくて声をかけられませんでした、不覚!

これで最後なんてさびしいので、千秋楽のライブビューイングを観に行こうと思います。あと、買っただけで観ていない第三舞台のDVDボックスも観よう。

第三舞台さんにはただただお礼を言いたい。ありがとうございました。うぅぅ。