『卒業』東野圭吾

テレビドラマの『新参者』がことのほか面白く、主人公の加賀さんの人となりが魅力的に感じ始めたので、これを機に加賀恭一郎シリーズを読むことにしました。
そしてまず初めの『卒業』。加賀さんは大学生です。刑事じゃないのよね。前面に加賀恭一郎が出てくるわけではなくて、仲良し大学生グループのメンバーがフューチャーされていて、仲良し大学生が次々と死んでしまう事件を仲良し大学生であった加賀と主人公の女子大生が２人で解決しようと頭を働かせるお話でした。
仲良し大学生のお話なのですが、物語の世界観はとても落ち着いた雰囲気で、楽しめました。
というか、一気に一冊読み切ったのは久々です。それほど面白かった。

卒業 (講談社文庫)