『羊をめぐる冒険』村上春樹

ある意味、私が小説を読むようになった決定打の本です。『ノルウェイの森』から村上ワールドにはまって、これを読んだときにカルチャーショックを受けました。小説面白い!みたいな。
友人が「村上春樹を全く読んだことがない」というので、じゃあ貸してあげるよ、となって、貸す前にちょっと読もうかなぁ…、となって、お風呂で一気に読みました。湯も冷めるわ。
いつのまにか「僕」の年齢を超えてしまいましたが、相変わらずの不思議ワールドがとても魅力的でした。不思議ワールドだけではなくて、私には踏み込めない特殊な世界がいくつになっても羨ましい。羨ましくてしょうがないのと初めて読んだのを思い出したので、漠然と恋がしたくなりました。なんだそりゃ。

羊をめぐる冒険 (上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険 (上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫)