『放課後』東野圭吾

校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を二人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第二の殺人が……。

東野圭吾さんを続けて読んでおります。1988年第1刷発行なんて、ずいぶん昔のお話であり、いまどきの女子高生とは違うなぁ…(あ!むしろ、私世代のお話じゃないか!)と思いながら読みました。
最後に犯人の動機を読んで、そんなことが動機になるなんて…こんな動機を用意する東野圭吾ってどんな人だ、と思うけど、確かにそういう世代かもね、とも思った私でした。

放課後 (講談社文庫)

放課後 (講談社文庫)

『片想い』東野圭吾

東野圭吾祭り、継続中。

十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲郎は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが……。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。

前から手にとっては、あらすじを読んで本棚に戻していた作品ですが、ついに読んでみました。割と厚い本で、読んでいって途中正直飽きてしまったところもありましたが、後半は急に展開が進み、面白く読ませていただきました。
が、前半は長々と青春物を読まされている気がして楽しめなかったです。

片想い (文春文庫)

片想い (文春文庫)

PRESS

初めてさんまさんの舞台を見てきました。シアターコクーン
さんまさんが出てきた時には、他の演者と比べて声が出ていなくて「大丈夫かしら…」と不安に感じましたが、話が進むとそれほど気になりませんでした。
相武紗季とか、可愛かったなぁ。
席が上の方だったので、さんまさんと、生瀬さんと、温水さんと、中尾くんと、あと脇役の2人は見当がついたのですが、最後のカーテンコールの時に、色男役が音尾琢真さんだと知って驚きました。なぁーんだ、もっと早く知りたかったなぁー。
お話はそれなりに面白かったのですが、なんだか、あまり、好みの舞台ではなかったなぁ…。敢えてチケットを取るほどの好みでは…なかった…ごめんなさい、チケットを取ってくれた友人よ…。

『分身』東野圭吾

東野圭吾を久しぶりに読みたくなって買いました。
近い未来、本当にこんなことが起こるんじゃないか、と思ってしまうような内容でありますが、読み進めていく間は、非現実的な世界としてすごく離れた気持ちで読みました。といっても、面白くなかったってわけじゃなくて。それなりに読み応えがあるのは、さすが東野圭吾さん、と言ったところでしょうか。

分身 (集英社文庫)

分身 (集英社文庫)

『名もなき毒』宮部みゆき

個人的に拭いきれない宮部みゆきのイメージとは違う普通のミステリーでございました。
主人公の特異な人物像とかが読むのにとても興味を惹かれるなぁ…と思いつつ読んでいきました。
読みながら、「これは…」と思ったのですが、これって、シリーズ物というか、前作があるのね。そっちから読めば良かったなぁ。

名もなき毒 (文春文庫)

名もなき毒 (文春文庫)

Office Augusta 20th Anniversary Special 山崎まさよし スキマスイッチ 秦 基博. A Night With Strings 〜Featuring 服部隆之〜

タイトル長ッ!!!
武道館で堪能してきました。昨年のサントリーホールに続く、服部隆之×まさよしさん。今回はオーガスタの神の声を持つ男たちが集結したって感じですかね。
ゲンタさんもキタローさんもずっと出てて、秦くんもなんだか痩せてて、すごくかっこよかったです。
いい声を持つ人って素晴らしい!すっかり癒された夜でした。

『スワン 女性秘匿捜査官・原麻希』吉川英梨

背望会テロ事件から一年。警視庁鑑識課・原麻希のもとに、公安部の広田達也から「背望会リクルーターの指紋が見つかった」という連絡が入る。捜査のため奈良県に向かったふたりだったが、そこで知事選候補者が誘拐され、身代金の運び人に麻希が指名されたという一報が。脅迫状の送り主、「スワン」の正体とは――!?

シリーズ第2弾ですね。ストーリーを読んでいて、原麻希さんの親としての素質がちょっと…と思っていただけに、ラストは「なるほど、そうくるか」と思いました。第3弾は…あるのかしら?ないのかしら??

スワン?女性秘匿捜査官・原麻希 (宝島社文庫)

スワン?女性秘匿捜査官・原麻希 (宝島社文庫)