『ダンス・ダンス・ダンス』村上春樹

羊をめぐる冒険』を読んだら、流れよね。『ダンス・ダンス・ダンス』を読みたくなるのは。
『羊を〜』のその後のお話です。物語は続いているのです。
村上春樹さんの作品にはよく前の女性と今の女性の間で主人公が生きている世界が描かれていて、最終的に今の女性をきちんと選んでいるのですが、それはそれでとても前向きな選択できっと正しいんだと思うんだけど、毎回私は釈然としないのです。これは前の女性がより魅力的なのに対して、今の女性がとても現実味を帯びているからなんだろうねぇ。

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)