『陰摩羅鬼の瑕』京極夏彦

久々に京極夏彦の本を手にしました。この厚さ、この講釈、久々だなぁ…と思いながら読みました。
前回は確か、正月の暇ーな時期に黙々と読んで、それはそれで心地良かったので、遅読の私としてはこのまま年を迎えるのも良いかなぁとも思ったのですが、なかなか面白く、師走に入るとともに読み終えてしまいました。この話も儒教とかそういう話が入ってくると理解できずに飛ばしてしまうのですが、いつもの登場人物達の繋がりが確固たる物として感じ取られ、読んでいて気持ちが良かったです。関口がとても大人に思えた。

文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)

文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)