『真夜中のマーチ』 奥田英朗
何だか、本を読むのが、かったるい。そう思っている昨今でございますが、読んでしまえば面白く読めるのよね。
ひょんな出会いから運命共同体となった3人の若者が、闇の金10億円の強奪を企てて完全犯罪を目指す−といったお話ですが、二転三転する事態に引きこまれていくのは、奥田英郎のうまさなのでしょうか。というか奥田英郎は色々な話を書きすぎるので、イメージが定着しません。やっすい作家ような、名作家のような。
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 文庫
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