『終末のフール』 伊坂幸太郎

ホワイトデーでもらった本がやっと読み終わりました。遅ッ！！
毎度おなじみ伊坂さんの作品です。今回は、あと3年で世界が終わる…そんな時代を生きる人達のお話です。それぞれの人達のお話がそれぞれの短編になっていて、それでいて同じ街のお話なので伊坂さん特有の登場人物同士の絡みがあって…です。
これは何だろう。サラリと書いたのかしら？と思ってしまうような作品です。読むスピードが遅かったのは短編で話がポツポツと終わってしまうからかもしれないなぁ。人によってそれぞれの終末のむかえ方がある訳で、それは感慨深いモノもあれば「ふーん」的なモノもあり…。好きなストーリーと入り込めないストーリーがありました。本屋大賞4位かぁ…。期待が大きくなればなるほど、こんな感想を持つのかしら。初心忘るべからずね。

終末のフール