『告白』湊かなえ

本

図書館の予約者数が半端なかったのですが、半年くらい待ったら手元に届きました。早いのか、遅いのか。
ひとつの事件を巡って、さまざまな人の立場から描かれた数本で成り立っています。色々な人が告白している。ひとつの告白が終わると、そうだったのかぁ…と思い、また次の人の告白が始まるとそれがひっくり返される…といった感じで、読んでいてとても興味深かったです。どれが真実で誰が正しいのかわからなくなっていきますが、世の中というか物事の本質ってそんなものなのかもしれない…と思いました。そしてみんな自分の視点で生きているからややこしいし、利己的なのです。

告白

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